不妊相談・検査 funinsodan
不妊症について
不妊症とは、一般に2年間避妊せずに夫婦生活を送ったのに妊娠しない状態をいいます。現在では約10組に1組のご夫婦がこの悩みを持つと言われています。
不妊症の原因は女性側の原因が1/3、男性側の原因が1/3、原因不明が約1/3と言われています。
原因が明らかであればそれに応じて治療も適格に行うことができますので、まず検査を受けて頂くことが大切だと思われます。
結婚年齢が高年齢の人では、不妊症と診断される2年を待たずに検査を始められるのもよいでしょう。
不妊症の検査
女性側の検査は主に基礎体温表を基に検査を進めていきます。
全身状態やホルモン分泌に問題がないか血液検査で調べます。
STDのなかのクラミジア感染不妊症の原因になる場合がありますので血液検査で確認をします。
超音波検査を用いて子宮や卵巣に腫瘍(しこり)などの異常がないか調べたり、また排卵が起こっているかどうかを調べます。
妊娠の成立には卵管という卵の通り道が不可欠ですので子宮卵管造影検査によって通っていることを確認します。
一連の検査が終了するのに2ヶ月ほどかかります。
男性側の検査は精液検査を行います。精液中の精子の数や運動率、奇形率などを調べることで自然妊娠が可能であるか判断をします。
不妊症の検査
検査の結果をもとに患者様と相談の上治療方針を決めてゆきます。
当院での治療はタイミング指導を行います。必要に応じて排卵誘発剤やホルモン治療も行います。
体外受精が必要と考えられる方には専門の病院へご紹介させていただきます。
検査に不安や疑問のある方には不妊相談もお受けします。お気軽にご相談ください。